301用6リットルタンク

冬に本領を発揮する武井バーナー パープルストーブ301Aですが、使い込んでいくと燃焼時間の短さに頭が痛めます。
第2回「飲み食い耐久8時間選手権」キャンプでは、8時間の間に実に3回も給油をしました。
その度に火を止め、燃料を補給し、プレヒート、点火の手順を踏んでいくのがなんともおっくうになってきます。
そこで目をつけたのがオプションの6リットルタンクです。

左の写真は箱から取り出したばかりの6リットルタンクとパーツ群です。
意外とパーツが多いのでビックリしました。
タンクは301本体はおろか、バタフライよりも背が高いです!(デカイ!!)
タンクの直径はバタフライとほぼ同じ大きさでした。
タンク上部の写真です。圧力計がシッカリ付いています。
黒い取っ手の部分でポンピングします。

取っ手の部分を回転させ、燃料を入れるようになっています。
燃料は、301本体へ1.2L、このタンクに6L合計7.2Lも入ります。
それでは接続してみます。
まず、301本体のポンプ部分を抜き、Oリングつきの金具を入れ、
接続金具付きのホースを取り付けます。


奥に見えるパーツは取り外したフットポンプ接続金具です。

タンクに、もう一方のホースの端の金具を取り付けます。
ホース両端のボルトの直径が違うので間違えて取り付けてしまう心配はありません。
付属のネット付き給油パイプ(左側の筒)をセットし灯油をタンクに注ぎます。
今回は3リットル程テストで入れてみました。

口が大きいので、給油は楽ちんです。
タンク上部の圧力計が0.05MPa位になるまで圧力をかけます。
タンク下のコックを開きます。ホースとコックが水平になるとコックが開きます。

どこからも灯油が漏れていないことを確認します。
301の予熱皿にアルコールを入れ、余熱していきます。
確実な着火を望むなら2回ほど予熱した方がいいです。
ちなみに、速熱器は使えません。

301本体が正常に着火したら、タンク内の圧力を0.25MPa程度まで上げていきます。
タンク内の圧力を下げる場合にはこのピンを引き上げます。
301を消火後、ホースを取り外すには、タンク内の圧力を下げた後、
取っ手兼ポンピング部をはずします。

タンクより301が高い状態を作って301からタンク内へ燃料を戻します。
301本体の圧力調整ねじも緩めます。
これで301本体の燃料がタンクへ戻されます。
タンク下のコックを閉め、301本体からホースをはずします。
この際、接続部分にはウェスをひいておいたほうがいいでしょう。燃料が多少漏れます。
タンク内の燃料をポリタンクへ移し、タンク側のホースを取り外します。

以上が一連の作業の流れでしょうか。
ほんの10数分しか燃焼させなかったのでこれ以上詳しいことはまだわかりませんが、ポンピングはフットポンプよりもラクでした。
あとは実戦投入して効果を確認するだけです。