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ペトロマックスはWWII時代にドイツで活躍したのに対し、このヴェイパラックス(当時はティリー)はWWII時代にイギリスで活躍したのだそうです。
左の写真は箱から出したばかりのもの、何もかもが新品です。
購入後の注意点は下記の通り。
・最初はポンピング部分にグリスが付着しかなり硬いためキャブレタークリーナー等で清掃する必要があります。
・タンク内にもグリスなどの不純物が固着しているため、一度ワッシャー等と灯油を入れてシェイクし、タンク内の洗浄をお勧めします。
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ヴェイパラックスの特徴はヴェポライザーがセンターから伸び、
そこに上下2点留めでマントルが装着されているところです。
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ケロシン(灯油)燃焼機器で重要な予熱はヴァポライザー下部の
ウィックにアルコールを浸して行います。
十分に余熱することで確実に着火します。 |
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タンクの曲線美とブラスの輝きは魔物です。 |
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マントル部分を下から見たところ。
ペトロマックス系のランタンに見られるガスチャンバーの脱落やフードの取り外しによるマントルの破損の心配はありません。
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明るさは350CP程度でしょうか、燃焼音は気になりません。
左の写真にはオプションのライトシェイドリフレクターを取り付けています。
ペトロマックス系ランタンと比較して非常にパーツ点数が少なくメンテナンスも楽です。
ただし、タンクからヴァポライザーとの間に燃料フィルターが付いていませんので、ろ過可能な漏斗で燃料補給してあげる必要があります。
また点灯方法も若干ペトロマックスやコールマンとは違うので注意が必要です。 |
ヴェイパラックスの点火と消化方法はこちらです |
M1Bの分解方法はこちらです |