コールマン 200A
55年7月製(ケロ仕様)
やっと憧れのコールマンの200Aをヤフオクで落札しました!
ヤフオクでも200Aとなると高くてとても手が出なかったのですが、グローブ欠品ということで相当安く手に入れることが出来ました。
所有しているケロランタンは全てストレートグローブ(ホヤ)だったので、丸いグローブに憧れていた私だったのです。


これが我が家に到着した状態の時の200A
グローブは無い状態です。
トップフードははっきり言ってボロボロです。
タンク裏の刻印から1955年7月製の様です。
このモデルは1953年から1961年までの間に製造された色の薄い赤ということです。
まぁ53歳のランタンだからしょうがないか(笑)
さて早速大好きなレストアを開始しました(笑)
この作業、かなり僕は好きです。
分解する前に圧がかかるかチェック・・・OK

無理の無い範囲でバラバラに分解してみました。
試験点灯はしませんでした。
やはり結構ボロボロですねえ
一つ一つ丁寧に磨き上げて行きます。
サンドブラストをかけてしまえば楽なのでしょうが、設備もお金も無いので
耐水ペーパーで順番に錆を落としていきました。
指がヒリヒリしてます。
ヒリヒリした分だけ綺麗になりました。
真鍮部分もご覧の通り
ピカールをスチールウールに着けて磨きこみました。
稼動部分が若干硬かったのでCRC556を吹き付けました。
その他の部品も磨きこみ
錆がひどい物はタンク内の錆落とし液の原液に30分ほど漬け込んだ後、
ピカールで磨きました。
どうですピカピカになったでしょ。

タンク内はあまり錆がひどくなかったので、ワッシャーを一掴み入れキャブクリーナーと灯油でシェイクしました。
再度組み立てて試験点灯
久しぶりのホワイトガソリン、ヒヤヒヤしながら点灯成功です。
後はグローブとベイルが到着するのを待つばかりです。

でもやっぱりケロシンに慣れてしまうとホワイトガソリンの取り扱いが怖いです。


近い将来ケロシン化するつもりです。
ケロシンジェネレーターはまだ到着していませんが、プレヒートカップを取り付けました。
あと蛇足で空き缶で作ったヒートシールドもどき・・・

どちらもケロ化対策準備です
ようやくグローブが到着しましたので早速取り付けてみました。
んん〜やはり良いですねぇ。
でも、グローブがガタガタ言うのはちょっと・・・
ということで後日ケロ化と同時にアルミホイルでチョット細工しました
(マウスオーバー)
ベイルが到着してようやく形となりました。
トップフードの朽ち具合が少々不満ですが、今はこれで・・・
リストアしてみて思いました。
良いものは、長く使えるし飽きません。
200Aしかり、413Gしかり、バタフライ(国産)しかり・・・
世代を超えて使用し続けることが出来るってスバラシイですね!

1週間後・・・
201ケロシンランタン用ジェネレーターが到着しました・・・
このジェネレーターはナチュラムで普通に購入可能です。
200Aはこのジェネレーターを使いますが、
200Bは214B700T用のジェネレーターを使いますくれぐれもお間違えの無いように
早速ジェネレーター交換です!
ハイ!ケロ化完了!
試験点灯開始です
ホワイトガソリン用のジェネレーターは大事に保管されます。
と思いきや!!!
猛烈な息継ぎ現象発生!!(マウスーバー)
んん〜コレじゃぁまったく使い物にならん!
という訳で・・・
ジェネレーターを元に戻して点火してみると・・・
ケロでも問題なく点灯しました・・・。
当分の間はケロジェネを使用しないで使ってみようと思っています。